本日がサンディエゴの高校での交流3日目である。

  

CCAのドン先生の今学期の日本語クラスは、1限目が日本語3、2限目が日本語1、4限目が日本語1である。数字はグレードを示し、1が最初である。履修は何年生からでも良いので、日本語1のクラスには、14歳から17歳の生徒が受講している。アメリカは9月から新年度なので、入学してまだ3ヶ月の生徒が日本語1のクラスには多い。各クラスでは、日本について調べたことを2,3のペアが発表しているが、1の生徒は英語で、3の生徒は日本語で行っている。毎日の授業計画の中に、今日は、高南生のプレゼンを入れてもらった。

全部で4チームのうち、1限目は2チーム、2限目に2チーム、4限目に4チームの、各チーム2回ずつ発表させてもらった。両校の生徒が混じってグループをつくり、発表の後、発表の内容について振り返りをした。CCA生は、発表内容についてしっかりと聞いてノートに書き留めており、分らなかったところについて、高南生に質問したりしていた。プレゼンは、皆堂々と行うことができ、内容も理解してもらえたようである。大いに盛り上がっていた。

  

放課後、日本語クラスの成績優秀者でつくられた「JNHS」というクラブの、週1回の活動に合流させてもらった。そこでは、前学期に日本語を学んでいた生徒とも交流することができた。

帰りの時間になってもJNHSの生徒となかなかお別れのできない生徒もいたが、10人以上のクラブの生徒たちに見送られ、バスでCCAをあとにした。

CCAでの体験は言葉で語りつくせないほど大きなものであった。高南生たちは、日に日に明るく活発になっていき、英語での受け答えも少しずつスムーズになっていた。研修生たち一人一人がこの3日間で大きく成長できたと思う。日本に帰ってからもここで体感して学んだことを忘れず、周りに良い影響を与えることのできる人となっていってほしい。